松平春嶽(まつだいらしゅんがく)
1828~1890年 享年63
松平春嶽(松平慶永)は、1828(文政11)年に徳川家御三卿の田安家に生まれます。
11歳で福井藩主に就任し、藩財政の立て直しにあたります。
人材の発掘を進め、橋本左内、横井小楠などを重要し実をあげました。
幕政にも参画し、開国通商論と国家の独自防衛を唱えます。
次期将軍に一橋慶喜を擁立したが、大老の井伊直弼による安政の大獄で隠居・謹慎の処分を下されました。
井伊が、桜田門外で討死をすると幕府の政治総裁に復帰します。
徳川幕府の最後の政治総裁として、王政復古・公武合体を唱えましたが、時代の趨勢で尊王攘夷論に流されてしまいました。
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